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UNNAMED HEADWEARとは?
UNNAMED HEADWEAR(アンネームドヘッドウェア)とは、頭の大きい人が最適なシルエットで着用できる帽子を製作しているブランドです。
2020年にクラウドファンディングサイトMakuake(マクアケ)にてプロジェクトが始まり、目標金額20万円に対してなんと330万円以上の支援が集まり話題になりました。
2022年現在は様々なデザインの帽子が公式サイトから購入可能。

普通の帽子や大き目の帽子と何が違うの?
ブランド発起人自身も頭が大きいというコンプレックスを抱えており、ただ大きいだけじゃなくデザインや品質にとことんこだわった帽子を製作しているとのこと。
既存の帽子を単に拡大したようなデザインではなく、頭が大きいから似合うようにつばの大きさや布地のシルエットが調整されています。
キャップはアジャスター付きで頭囲60~64cmに対応しており、浅め・標準・深めの3タイプから選べます。
頭が大きく帽子が似合いにくい方はぜひ試してみてはいかがだろうか………
……ま、どうせ僕は被れないんだろうけどね!
なかば疑いながら購入してみた
お察しの通り僕は頭大きい族です。
頭囲62cmのスーパーエリート。
ハチ回りがひときわ張っていて、マトモにかぶれるものがそもそも無い。
ニット帽はパツパツ、キャスケットはギリギリ乗れば御の字、キャップなんて紅白帽以来かぶれた試しがありません。
でも、帽子は好きなんです。
CA4LA(カシラ)とかおしゃれな帽子屋さんに行っていろいろ探すんだけれど、そのたび頭が大きい現実にうちひしがれて帰る。
脳みそが詰まりすぎてるのさ……。
そう言い聞かせ、忘れた頃にまた帽子屋へ吸い込まれる……繰り返される謎の悲劇。
頭の大きい人のための帽子だと?
ネタで買ってブログでこき下ろしレビュー書いてやらあ!!
そんな気持ちで注文してみました。
開封&レビュー
2日ほどで届きました。開封。


今回購入したのはスタンダードなロゴ無しのキャップ。
最も深さのあるDEEPタイプです。
浅めに逃げたくなりますが、ここは真っ向勝負のつもりで攻めのDEEP。
人生で初めて買ったキャップ、お値段は6,500円(税込)。


質感は思ってたよりもかなりいい感じ。
綿100%で結構太い糸が使われているらしい。


アジャスター部分のベルトは本革で金具の質感も良い。
オールシーズンヘビロテできそうです…… かぶれたらね。
20年ぶりのキャップ着用
ちなみに僕がふだん使っている選ばれし帽子がこんな感じ。




浅くかぶるタイプのキャスケットとかハットだと稀にかぶれたりもします。
といってもほぼ乗っかってるだけに近いから、シルエット的には微妙。
突風で飛ばされそうになるけど、髪のセットが面倒な時にかぶってでかけたりしています。
そして、キャップをかぶろうとするとこんなかんじ。


ありがとうございました。
シンプルに絶望です。
なにが「サイズ:F」だよ。F××Kの「F」か?!
……失礼、取り乱しました。
気を取り直して、UNNAMED HEADWEARのキャップを着用してみます。


おお、かぶれた!!
もう20年ちかくキャップなんてかぶっていませんでしたが、これは……!

意外にイケてるのでは……!?
なんだか頭が気持ち小さくなったような錯覚さえ覚えます。
あと急にカフェ定員みたい。
個人的にはめっちゃ良い感じです!
かぶることができたとしても、絶対似合わないと思っていたので全然期待してなかったのですが……
さすが頭の大きい人が作った帽子なだけあるということか。
大きめに作っているだけでなく、浮いたりパツパツにならないようにシルエットが凝られているように感じます。
ゆとりがあるように見えるから無理して被ってる感が無いですね!
頭囲62cmの僕でも割と普通にかぶれちゃってる気がします。
頭も痛くならなそう。
感想
実際のところ、普通にかぶれるとは思っていました。
サイズ的には問題なく入るだろうと。
ただ予想を上回っていたのが、頭の大きい僕でも割とイケてるんじゃね?と思えたことです。
その辺は本当にうまく作られています。
普通サイズの帽子だと頭の大きさが目立ち「頭の大きな人がパツパツの帽子をかぶっている」ような印象になって、大きいだけの帽子だと「頭も帽子もデカい」みたいな感じが悩ましい部分でした同志ならわかると思います。
UNNAMED HEADWEARは、ただ帽子の設計図を拡大してつくられたものではありません。
まず頭が大きくてもかぶれること、そして似合うこと。
質感も高く、まさに「こんなのが欲しかった!」な商品です。
かぶれる帽子がない、似合わないと思っている僕みたいな方はぜひ試してみてください。
次はサファリハットかニット帽を買ってみようかな。