世の20代のみなさん、お疲れ様です。
大学・社会人生活いかがお過ごしでしょうか?
日々を愉しく過ごせているでしょうか?
就活に疲れたり、思ったように人生が進まずに苦労している方も多いと思います。
20代はあっという間に過ぎていきます。
おそらく10代よりも、体感時間は倍以上のスピードで。
そして30歳を過ぎた頃、たびたびこう思うのです。
「これ、20代のうちにやっておけばよかったなぁ」と。
やっておけばよかった=もうできない ということではないのですが、30代に差し掛かる頃には心も体も贅肉だらけで、思うように動けないことが多いものです。
この記事では、31歳の僕が「タイムリープマシンを作れたら過去に戻って何をするか」を紹介します。
個人的な内容ですが「何をするか」と共に後悔も書いていくので、反面教師的な見方をしていただければ幸いです。

YouTuberになる(後悔:まずやってみればよかった)
YouTubeで動画を見ていると「僕もやりたかったな」と思うことがある。
動画編集もできるし何か投稿しようかなと思うのだけれど「今更稼げないでしょ」と思ってあきらめることがしばしば。
いまや日本を代表するトップYouTuberにしてUUUM最高顧問でもあるヒカキンは、大学を卒業したあとスーパーに就職した。
広告収入なんてなかったこの頃から、安い機材を使って社員寮の浴室で動画を撮っていたらしい。
ヒューマンビートボックスの動画を見てもらうために投稿を続け、安月給で機材を徐々に買いそろえたという。
その後数年をかけ登録者を伸ばしていき、いまや日本でも彼だけでなく数多くのYouTuberが活躍している。
僕はヒカキンと同い年だ。
僕にも気づいた時点でチャンスはあったはずだ。
彼が高校を出た2008年とはいわずとも、バズりはじめた2010年なら?2015年は?
多少出遅れたところでまだYouTubeという船に乗れただろう。
結局は「もう遅いよ」「稼げないでしょ」「どうやればいいのかわからないよ」と理由をつけて新しいことにチャレンジしてこなかっただけなのである。いまもそうだ。
YouTubeに限った話ではない。
花が咲くかなんて気にせずに、とりあえずタネをまくべきだという意識は、おじさんになっても無くさないでいたい。

バイクの免許を取る(後悔:金と時間はあるときに使えばよかった)
「いま免許とればいいじゃん」と思うだろうけど、そう。その通り。
そろそろ取ろうと思っている。
じゃあ何を後悔しているのかというと、大学時代にとっておけばよかったということだ。
僕は大学入学と同時に奨学金を貰い始めた。
家賃や学費は親が払ってくれていたので、生活費として月に5万円を借りていた。
入学してすぐ、学校で申し込みをして、初回の振込は確か2か月後。
6月に10万円(2か月分)+30万円(生活支度金みたいなもの)合計40万円が振り込まれた。
40万円という大金を手にした僕だったが、結果からいうと浪費にすべて使ってしまった。
いまとなっては何に使ったのか全然覚えていない。
たぶん無駄に高い物を食ったり奢ったりして使い切った。
多分3ヶ月もたなかったと思う。
今となってはその金でバイクの免許を取って、中古でバイクを買ったらよかった。
通学に使うだけでなく、いろいろなところを見てまわれたと思う。
大学生なんて時間はたっぷりあるんだし、夏休みに日本一周とかもやっていたのかもしれない。
社会人になり独り立ちすると、大学生ほど時間もないし思いのほか金も自由にならない。
好きなように時間を投下できる大学生のときにやっておけばお得だったなぁと感じる。

資産を築く(後悔:早くからお金を意識したかった)
20代は一切貯金なんてできなかった。
とある調査によると20代で貯金ゼロは約60%とあるものの、少しでも貯めるなり投資するなりしておけばよかったと思っている。
僕は20歳になってすぐ、証券口座を開いた。
「株で儲けたい」と思って開設したものだったが、当時は何を買っていいかわからず、ログイン直後に心が折れてそれっきり放置してしまっていた。
それから時が経ち30歳になってから、改めて別の証券口座を開きいまは積み立てNISAをコツコツと行っている。
現在は毎月3万円ちょい(年間約40万円)購入していて、仮にリターンが4%で40歳まで10年運用できた場合は
投資金額400万円、運用実績90万円の計490万円となる見込みだ。
もし仮に20歳から毎月1.5万円(年間18万円)購入していて、リターン4%で40歳まで20年運用できた場合、
投資金額360万円、運用実績190万円の計550万円。
複利で増えていくため、投資金額がトータルで小さくても長く運用すれば圧倒的に利益は出るのだ。
当時の僕がパチンコで毎月負ける分を投資信託購入に充てていたら、今頃…
考えないことにしよう。

とはいえ後悔なんて意味ない
思い返してみても、大小問わず後悔の内容はお金と時間にかかわることが多かった。
今回は僕が思いついたことの中から3つ紹介させてもらったが、実際のところ後悔しつつも3つともまだあきらめてはいない。
YouTubeは編集者として副業で関わっており、いずれ自分のチャンネルを持つつもりだし、バイクは買う予定だし投資は現在進行形で行っている。
「早くやっておけばより得だった」というだけで、今から初めても全然いいと思う。
30歳から画家を目指してもいいし、50歳でバンドを組んでメジャーデビューを狙ってもいい。
誰とも比べず「きょうは人生最初の1日」という思いで生きられたら死ぬまで愉しいんじゃないかなと思う。