「人生を少しだけ愉しくする」かもしれない情報を発信中

コスパ最強!明るくてキレッキレの単焦点 シグマ 30mm F1.4(Xマウント)レビュー

サードパーティレンズが揃ってきたXマウント

レンズの選択肢がいまひとつとも言われているフジフィルム。

なにも知らないままコスパでX-S10を購入した僕も、いろいろと撮るようになってその選択肢の少なさに気づき始めていました。

明るくてキレイなレンズないかな~
お、これは……いや高いな!
7年前のレンズ?古くね?動画大丈夫?

大三元レンズを買うほどの予算は無いし、フジ純正のレンズたちは総じて結構古い。

もちろんモノは良いだろうから今でも戦えるんだろうけど……

僕は動画も撮りたいので、オートフォーカスの速さや静かさなんかも結構気にしないといけない。

そうなってくるとなかなかフィットする選択肢が見つからない感覚に陥ります。

少し前に望遠レンズが欲しくてタムロン18-300mmを購入した僕ですが、いまではそれをつけっぱなし。

わりかし広角域からめちゃめちゃ寄っての撮影もできるので、万能レンズとして何の問題もなく使えています。

ただやはり明るさやボケは少々物足りないと感じることが多くなってきて、30mmくらいの単焦点レンズを探し始めたわけです。

候補は以下の通り。

FUJIFILMXF35mm F1.4 R¥55,963
FUJIFILMXF33mm F1.4 R LM WR¥88,277
TOKINAatx-m 33mm F1.4 X¥51,120
VILTROXAF 33mm F1.4 XF¥45,900
SIGMA30mm F1.4 DC DN¥33,979
※いずれも2022年6月現在の価格.com最安値

フジ純正のXF33mmF1.4 R LM WRが欲しかったけれど9万円弱は流石に手が出せず。

また、前身のFUJIFILM XF35mmF1.4 RはAF音がうるさいらしく却下。

残るサードパーティ製のレンズはどれも2021年以降の発売らしい。

今回はひときわお手頃価格で、信頼のできそうなSIGMAのレンズを購入しました。

購入&開封

Amazonは品切れだったので、みんなの防湿庫 ことマップカメラで購入しました。

購入した翌日には到着、早い!

箱長くね?まさか。

先着で貰えるレンズケースがついてきました!
発売から1ヶ月経ってもまだ貰えるとは 笑

3つそろえることは無さそうだけれど、小物の整理に使わせていただきます。

しかも、保護フィルターまでついている!

マップカメラ……神か?

こうして顧客は調教されていくのですね。

開封どん。

レンズフード付き。

フォーカスリングがゴムっぽい感じの材質で、しっかり回せる感じになっている。

個人的にはゴムじゃないほうがよかった。
ホコリつくし、皮脂で溶けてベタつかなければいいんだけれど。

早速僕の愛機X-S10に装着してみる。

思った通りのコンパクトさ!

普段タムロンの望遠レンズをつけているので、かなり軽くなったように感じます。

元々コンパクトなX-S10が活きていますね。

これなら首からさげられます 笑

これがSIGMAのキレ

さっそく何枚か撮ってみました。

単焦点レンズなのですべて30mm(換算45mm)です。

f1.4 ss1/500 ISO160

晴れの日のあじさい。

密集している花を撮りましたが、前ボケ・背景ボケともにしっかりボケています。

ボケ方も悪くないと思います。

f2 ss1/50 ISO640

少しISO感度を上げると夜でも手持ちで撮影ができます。

シャッタースピードを下げてもブレないのはカメラ本体の手振れ補正の恩恵かもしれません。

f2くらいまで絞るとキレが増すような気がします。

f1.8 ss1/100 ISO250

繁華街を歩きながら何気なく撮った1枚。

開放で撮ると主被写体がかっよ良く際立ちますね。

ISO感度を上げなくて済むのは写真のクオリティアップにつながるでしょう。

f1.8 ss1/500 ISO200

ポートレート的に使うとしたらこんな感じのボケ感です。

やはりf1.4~1.8くらいまではちょっとピントが難しいかもしれません。
このあたりは腕次第なのでしょうか 笑

f1.8 ss1/1600 ISO200

モデルが自前なのはご勘弁を……

やっぱり背景がボケてるとポートレートって感じがしますね。

夜景やポートレート撮影の強い味方

はじめて単焦点レンズというものを手にしましたが、その明るさと描写力には正直びっくりしました。

個人的な1番の恩恵は夜の撮影。

これまではf値を上げてノイズと戦うか、三脚でブレに邪魔されながら長秒露光をするかだったものが、手持ちで綺麗に撮れるようになりました。

ズームができないのは仕方ないのですが、その辺は明るさとのトレードオフですね。

ポートレート撮影においてはやはりボケの魅力を感じます。

背景がトロっとぼかして被写体を際立たせることができました。

焦点距離が換算45mmというのも、ポートレートに丁度いいのではないでしょうか。

また、シャッタースピードを稼ぐことができるので手ブレ・被写体ブレが起こりにくいこともポイントです。

これまでズームレンズしか使ってこなかった自分は「ズームで画角が変えられない」というポイントをやたらネガティブに考えていました。

しかし物は試しと実際に使ってみると単焦点ならではの恩恵は想像以上で、広角や中望遠の単焦点レンズも欲しくなってきました 笑

今後もこのコスパ最強レンズで撮影できると思うと楽しみです。

他にもいろいろと撮影しています!よかったらInstagramもご覧ください!

更新をお知らせしています!