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高コスパ!HOKUTOの防湿庫「HB-50EM」購入レビュー

はじめての防湿庫

多くのカメラユーザーが悩むこと、それは…

防湿庫って必要なの?

カメラ類の収納どうしよう…

ということでしょう。

レンズやカメラ本体が増えてきて、カメラバッグに収まりきらなくなってきたころ

「今日はどのレンズを持っていこうかな~」なんて考えます。

と同時に、収まりきらない機材をどこにどのように保管するかを悩み始めるものだと思います。

ただ放置してるだけだとカビが生えるっていうし…
何十万もかけた機材だと心配になりますよね。

ちょっとした機材を簡単に保管しておくならこんなものがあります。

僕の家にもありました。
乾燥剤と一緒に入れておくだけなのですが、いつからか乾燥剤を切らしてただの箱になってしまった 笑

しかもこれがなかなかダサい。

前々から思ってましたがなぜカメラまわりのアイテムはこんなにもダサいのか……

機材が少なくて、デザインが気にならない方にはおすすめですが。

あまりに部屋に馴染まないので新たに買ったのが無印のコレ。

引用:https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550344287903

このトタンボックスの中にホームセンターで買ったゴムマットのようなものを敷いて使っていました。
サイズ違いで買っていたので、カメラ本体やレンズ・ストロボなど分けて収納でき良かったのですが…

これが重ねて収納する関係で、いかんせん出し入れし辛い。

さらに乾燥剤入れ替え面倒問題も依然かわりなく…

見た目はかっこいいんだけど利便性がなぁ。

とまぁこんな具合で「防湿庫買っちゃうか!」という発想に至ったのは僕だけじゃないはず 笑

選び方

大きさ

選定にあたり、まずはヨドバシカメラにサイズ感を確認しにいきました。

収納予定のカメラは2台+GoProです。
んでレンズが3本。
できればストロボやバッテリー類なんかも入れちゃいたい。

将来的に色々買い足すだろうしな~

ということで今回はコンパクトサイズの中でも大きめ、40リットル以上棚が3段になってるもので検討することに。

除湿方式

庫内を乾燥させるための方法がモノによって違います。

乾燥剤式

湿気を庫内にある特殊乾燥剤に吸着させ、一定間隔で蒸気として庫外へ排出する方式。

メリット
耐用年数が長い(故障しない限り半永久的に使える)
電気代が安い(約100円/年)

デメリット
乾燥剤に吸着した湿気を排出する間は除湿が止まる(30分程度)

ペルチェ式

庫内の冷却板に湿気を結露させ、吸湿剤を経由して放熱板から蒸気として庫外へ排出する方式。

メリット
除湿の制度が高く早い
乾燥剤方式と比べて安価

デメリット
耐用年数が短い(3~5年)
電気代が高い(約1,000円/年)

電気代や耐用年数を考えると除湿方式なんですが、今回は導入コストと見た目・後述する細かい機能に惹かれてペルチェ式のHB-50EMを購入しました。

開封

Amazonでの注文から1週間後に届きました!

ヤマトのお兄さんありがとう…

開封してみると外観はこんな感じ。

黒いボディがカッコいいです。
縦に長い分思ったよりもスッキリした印象(外寸W290mm×D321mm×H590mm)。

本体の材質はスチール製メラミン焼付塗装、ドアは強化ガラスみたいです。

あとで気づきましたが配送の為ドアノブが内外逆に取り付けられていました。
この後の写真でもドアノブが逆についています。

棚はこんな感じ。

各段にはスポンジが敷いてあります。

貼り付けられているわけではないので不要な方は外せます。
※下の段のスポンジが浮いていますが、敷きなおしたらきっちりハマりました。

2段目のみレンズを横に置いても転がらないように立体的な形になっています

棚は2つともスライド式で手前に引き出せます。
一番下の段は引き出せません。

低い位置に置くので棚が引き出せるのは嬉しい機能です。
各メーカー引き出せないタイプもあるため注意。

一応鍵付き

使うことはないと思いますが、鍵は失くしそうだったので刺しっぱなしにします。
へそくりがある方は簡易金庫にどうぞ 笑

設置してみるとこんな感じです。

デスク横に置くと小さく見えますね。
デスクの下にスペースがある方は入れてしまっても良いのかもしれません。
…取り出しづらいか 笑

青く光る数字は湿度温度です。
30~40%くらいに設定しておくと良いらしいです。

湿度計に関してはアナログタイプとデジタルタイプがあって、僕は好み的にデジタルを探しました。

ですが他のメーカーだと数字が赤く光るものが多くてちょっとなぁという感じ…
本当は白が良かったんですが、見当たらなかったので妥協して青だったコレに決めました。

内部にも照明があります。
ドアの付け根に白色LEDが設置されており、中身の確認がしやすくなっています。

箱が黒で窓とかも無いので、これは欲しかった機能です。

扉を開けたら点灯!みたいに冷蔵庫的なモードは無いので常時点灯常時消灯のみ。
ここが唯一の不満ですね。

電気代も微々たるものかと思いますが、頻繁に開け閉めしないので常時消灯で使っていこうかと思います。

取っ手が…笑

カメラを入れてみてもまだ全然ゆとりがありますね(見づらくてスミマセン)。

カメラ本体(APS-C)×2台
レンズ×3本
GoPro
ストロボ

とりあえず入れてみましたがレンズは立てればまだまだ入るし、本体だけなら1段に4つくらいは余裕で入りそうです。

定位置が決まって安全に保管できるようになったのでスッキリしました!

防湿庫の上が結構デッドスペースになりました。

今は本体の上を充電スペースとして使っていますが、上の空間がもったいない感じもします。

設置したのは部屋の角なので、空きスペースにうまくカメラバッグなどをしまう棚でも作れれば良いなと思います。

感想

ぶっちゃけていうと何かカッコいいから欲しい!っていう部分が大きかったです 笑

収納の手間とかカビがとかも勿論理由のうちではあったんですけど、防湿庫ってなんかプロっぽくて憧れました。

ノリで実際に導入してみた結果、カッコイイしカビのリスクから守れるようになったし出し入れもしやすいので満足のいく買い物となりました。

防湿庫って結構高いイメージもあったのですが、今回購入したHOKUTOの‎HB-50EMは23,000円くらい。

値段にしてはかなりクオリティが高いように感じています。

普通に便利だしカメラの収納場所に困っている方は、カビが生える前に導入を検討してみてはいかがでしょうか?

僕みたいに「俺んち、防湿庫あるからさッ」とプロぶりたい方にもおすすめです。

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